新時代の幕開けかもしれん!女の子に付与される、いわゆる「属性」という概念が
世に認知?されてから早数年。
(「ジャンル」とも言いますが、ややこいのでここでは「属性」に統一します)
幼なじみ、同級生、先輩、後輩、姉、妹、メガネに巨乳に委員長。
ツンデレ、ヤンデレ、ボクっ娘、ドジっ娘、メイドさん。
等々、これまでに様々な「属性」が世に送り出され
世はまさに「属性」群雄割拠の時代と言っても過言ではないでしょう。
そんな中、まるで彗星のごとく現れた新たなる「属性」。
そう、それが
「愛娘」!!!目に入れても痛くない
「愛娘」!!!愛してやまない
「愛娘」!!!娘は俺のだ
「愛娘」!!!どこぞの馬の骨には決してやらんぞ
「愛娘」!!!――この作品は、そんな愛しの娘「愛実」と
キャッキャウフフできる夢のようなゲームである――
総シーン数は63。
ですが、このゲームは愛実との会話中に胸や唇クリックすると
なんの脈絡もなく胸を揉み始めたりキスし始め
事が終わると何事もなかったかのように会話を続けるという
謎システムが搭載されてたり
HモードのSEX以外のシーンは回想に登録されなかったりするので
実際にはもっと多くなっています。
ちなみに、尺は長め。
一応、サブキャラとして娘の同級生と担任がいるのですが
シーン内訳は、同級生6、担任5となっており
残りは全部愛実となっています。
というか、その数少ないサブキャラのシーンのいくつかにも
愛美は絡んでくるので、もう愛美無双状態。
愛実を気に入るかどうかが実用度の分かれ目になるところなんでしょうけど
大丈夫、俺達のような人間が夢想する理想の娘がそこにいるんですよ?
それが気に入らないわけがない。
重ねて言います。
俺達のような人間の理想の娘を、俺達が気に入らないわけがない!
また、愛美には「ラブ」「小悪魔」「誘いM」の3パターンの性格が存在し
(どの性格だろうが愛美は良い子です)
性格により発生するイベント、Hシーンが変化するので
一粒で三度美味しい娘になっています。
ちなみに、俺のお気に入りは「小悪魔」。
最初は正統派「ラブ」寄りだったのですが
「小悪魔」の最終イベント時の下記セリフに完全にやられました。
「そういうところを含めて小娘は溺れちゃったわけですよ。お父さん」※一応、ネタバレのため反転
このセリフを聞いた時は、鼻血吹くかと思ったわ!
~ あらすじ ~
幼い頃から、男手一つで育ててきた一人娘・愛美 (まなみ)。
家事全般を自ら率先して行い、片親である父親を助けてくれる。
我ながら良くできた娘だと思う。
そんなある日。愛美は突然、胸を押さえて倒れこんでしまう。
驚いて駆け寄り、どうしたのか聞くと「母乳が溜まって苦しい」という。
年頃になってからは気を遣っていたせいか
身体の変化にまったく気づいてやれなかった。
どうにか母乳を搾り出し事なきを得たが
その行為に少なからず興奮を覚えてしまう主人公。
妻も同じだった。 これは遺伝なのかもしれない……。
思案にふけっていると、愛美は「次も」と瞳を潤ませてお願いしてきた。
他に頼れる身内もおらず、仕方なく了承した主人公は
それから時々、娘の母乳を搾ることになったのだった。
目に入れても痛くない、愛して止まない一人娘。
しかしその肉体は女として成熟し
禁忌と分かっていながらも触れる度に男としての本能が刺激される。
そしてついに、ふとしたきっかけから父と娘の一線を越えてしまうのだった。
~ 公式HPより抜粋 ~
というワケで、「愛娘」モノだけでなく
「搾乳モノ」としての一面も持つ本作品ですが
母乳が出るからといって愛美は妊娠しているワケではありません。
そういう体質なんです。
ですので、下衆な勘ぐりはやめましょう。
愛美はお父さん一筋です。
主人公が鬼畜親父で、過去に娘に手を出していたとか
そういうワケでもありません。
主人公は本当に良い父親です。
父と娘、当然ながら近親相姦ですが
愛美が本当に父親が好きだというのが伝わってくるためか
背徳感はあまり感じられませんでした。
主人公も、娘と関係を持つことに悩みますが
最終的には肉欲に負けたのではなく(←ここ重要)
娘の幸せのために関係を持つという男前ですので
背徳感というか、むしろ微笑ましさすら感じました。
さて、当サイト開設以来、初めての(と言っても、まだ半年程度ですが)
100点満点を叩き出した本作品ですが
少なからず不満点も存在します。
まず、明らかに背景CGのパースがおかしいものが多々あるというころ。
特に風呂場の背景を最初に見た時は笑ってしまった。
立ち絵も「その腰周りどうなってんだ?」と
思わずツッこみそうになる描きかたをしてますし
テキストだって首を傾げるような描写がいくつか存在しました。
でもまぁ、そんなことはどーでもいいんです!
本作品は、愛美の可愛さが全てです。
愛美さえ居てくれれば、背景が酷かろうが立ち絵がおかしかろうが
一切合切どーでもいい。
最近のヒロインは、キャラの特徴付けのため
もしくは、物語の都合上(←これが一番酷いパターン)
正統派ではなく「顔は良いが性格に難あり」という
変化球ヒロインキャラが大多数を占めていますが
俺はそんな作者さんたちに言ってやりたい。
変化球でもいい。
ツンでもヤンでも、電波でも基地外でも
いつかデレてくれるその日まで俺は耐えてみせよう。
だが、愛美を見ろ!
正統派ヒロインとは! 本当の「可愛さ」とはこういうことだ!
(私情が多分に含まれています)
正直、「お父さーん」と甘えてくる娘の破壊力は
予想をはるかに上回るものでした。
愛美可愛いよ、愛美。
というか、歳がバレそうですが、本作品をプレイして
昔セガサターンのプリンセスメーカー2に
ひたすらハマっていたことを思い出しました。
俺、元より「愛娘」萌えの素養があったのかもね。
ここからは雑談ですが、この作品を機に
これから「娘」に標準をあてたゲームが大量に出回るかもね
と予言しておきましょう。
ゲーマー、いやさオタクの平均年齢が年々上がっていく
今だからこそ「愛娘」の需要が高まっているのではないでしょうか。
たとえば、二次元「彼女」として一大ブームを巻き起こした「ラブプラス」。
これの続編として、「ラブプラス」から十数年後。
愛する彼女との間に1人の娘を授かった主人公が
今度は「愛娘」とイチャイチャする
その名も「ラブプラスアフター」とかイケるんじゃないでしょうか。
妻がいると色々厄介なので(と書くと色々と怒られそうですが)
主人公は単身赴任で、家族と離れて暮らしていることにします。
そんな理由で、しばらく家族と会っていなかった主人公ですが
突如、娘が1人で夏休みの間だけ主人公の世話をするためにやって来た――
とか如何なもんでしょう。
個人的には、ビッグマネーの予感がします。
あと、みなとそふとが娘ゲー作りそう。
まぁ、全ては「愛娘」ブームが来たらの話ですが。