本内容は「パロゴンクエスト -トロの勇者と運命の花嫁-」のレビューになります。
攻略についてはこちらをご確認ください。上記画像を見ての通り、完全に某国民的RPGをパクってるゲーム。
ただし、完成度は非常に高かったです。
内容はDQ1(あ、DQって言っちゃった)に準拠。
それゆえにシステム、グラフィック(キャラCG除く)共に
レトロどころかアンティークの域にまで達しているような感じがしますが
そこがまた良い。
俺たちが子供の頃に夢見た(今でも?)
「DQ+エロ」の究極コラボレーションを見事なまでに再現してくれた作品です。
個人的には「ボディコンクエスト」を本家DQで再現したって感じなのですが
「ボディコンクエスト」や「ハイレグファンタジー」と言って分かる人が何人いるのだろうか……。
ちなみに俺は「ハイレグファンタジー」が好きでした。
上記に記載した通り、内容はDQ1に準拠しているので
DQ1をプレイ済みの方ならば問題なくプレイできるかと。
というか、ラダトム城の隠された「アレ」とか
あー、こんなんあったなー、とプレイ中に
ノスタルジックな感情に浸れること間違いなしかと思います。
と、内容的な再現度もさることながら、個人的に評価したいのは
見た目だけではなく中身もしっかりDQが「再現」されているという点。
昨今のRPGにはない厳しめのゲームバランス。
しかし、それゆえに武器・防具を揃えようと躍起になったり
少しでも良いものを買おうと強敵から逃げつつ遠くの街に強行したり
初めて「はがねのつるぎ」を買った時は、ちょっと感慨に耽ってみたり
また、さっきまで強敵だったアイツが、LvUP後に戦ってみたら
ちょっとだけ楽になってて自分の成長を実感したり――と
これぞまさにDQ、日本の古き良きRPG、と
プレイ中は本当にDQをやっているかのような気分にさせてくれる作品でした。
デバックやらバランス調整やらと、かなり頑張ったんだろうなー。
では、肝心の「エロ」はどうだったのかというと――
結論から言いますと、まったくもって使えません。
実用性皆無、とまでは言いませんが極めて低いと思われます。
キャラデザ自体は、多少癖があるものの良いと思うんですよ。
ムチムチしててエロいです。
ですが、エロシーンのテキストがファミコン版DQフォントで展開されるうえに
名前等の固有名詞以外はすべて平仮名なので
なんつーかもう、萎えることしかりです。
それでも内容が良ければ評価もまた違ったのでしょうが
その内容も、ライターの人には申し訳ないですが描写が下手っていうか
そもそも尺が短すぎるので、もうどうしようもありません。
ってか、大体のシーンで10クリックと持たずに発射とか
主人公どんなけ……。
というワケで、本作品には「エロシーン」は期待せずに
あくまで、ご褒美に「エロCG」が拝める、くらいに思っておいた方が無難かと。
「エロ」も良ければ、かなりの高得点を狙えたゲームだったのなぁ。
勿体ない……。
さてさて、上記では厳しいことも言いましたが
全体で見れば良作であったのは間違いありません。
エロが残念な出来だったとはいえ
それでもDQキャラの「エロ」が拝めるとなれば攻略にも力が入るというものですよ。
しかも、上記画像に記載されているように
2週目以降でのみ発生するイベントも多数存在し、
そもそもヒロインが3人いるので繰り返し遊べます。
(ちなみに、俺は現在4週目に突入)
俺は思わず攻略も作ってしまうほどハマってしまった作品ですので
「DQ+エロ」に心惹かれるお方はプレイしてみては如何でしょうか。
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描写は短いですけど自分的には長くてだらだらのほうが苦手なんであっちでよかったかなー
使う目的には使いづらいけどゲーム性損なう分には短いほうがいい気がしますね
ここら辺難しいですねちょっと
ホモドーンの時はふつうに長かったんで。あくまでレトロ風に短くしたんじゃないかなって気がします