え…めんどくさい…

作品名	パロゴンクエスト -トロの勇者と運命の花嫁-
メーカー	さくらぷりん
点数	80点
ダウンロード版販売サイト	DMM（1,995）円
	DiGiket（1,900）円
	DLsite（1,995）円
	アキバイン（1,995）円

本内容は「パロゴンクエスト -トロの勇者と運命の花嫁-」のレビューになります。
攻略についてはこちらをご確認ください。

上記画像を見ての通り、完全に某国民的RPGをパクってるゲーム。
ただし、完成度は非常に高かったです。

内容はDQ1（あ、DQって言っちゃった）に準拠。
それゆえにシステム、グラフィック（キャラCG除く）共に
レトロどころかアンティークの域にまで達しているような感じがしますが
そこがまた良い。

俺たちが子供の頃に夢見た（今でも？）
「DQ＋エロ」の究極コラボレーションを見事なまでに再現してくれた作品です。

個人的には「ボディコンクエスト」を本家DQで再現したって感じなのですが
「ボディコンクエスト」や「ハイレグファンタジー」と言って分かる人が何人いるのだろうか……。
ちなみに俺は「ハイレグファンタジー」が好きでした。



上記に記載した通り、内容はDQ1に準拠しているので
DQ1をプレイ済みの方ならば問題なくプレイできるかと。

というか、ラダトム城の隠された「アレ」とか
あー、こんなんあったなー、とプレイ中に
ノスタルジックな感情に浸れること間違いなしかと思います。

と、内容的な再現度もさることながら、個人的に評価したいのは
見た目だけではなく中身もしっかりDQが「再現」されているという点。

昨今のRPGにはない厳しめのゲームバランス。
しかし、それゆえに武器・防具を揃えようと躍起になったり
少しでも良いものを買おうと強敵から逃げつつ遠くの街に強行したり
初めて「はがねのつるぎ」を買った時は、ちょっと感慨に耽ってみたり
また、さっきまで強敵だったアイツが、LvUP後に戦ってみたら
ちょっとだけ楽になってて自分の成長を実感したり――と
これぞまさにDQ、日本の古き良きRPG、と
プレイ中は本当にDQをやっているかのような気分にさせてくれる作品でした。

デバックやらバランス調整やらと、かなり頑張ったんだろうなー。



では、肝心の「エロ」はどうだったのかというと――

結論から言いますと、まったくもって使えません。
実用性皆無、とまでは言いませんが極めて低いと思われます。

キャラデザ自体は、多少癖があるものの良いと思うんですよ。
ムチムチしててエロいです。

ですが、エロシーンのテキストがファミコン版DQフォントで展開されるうえに
名前等の固有名詞以外はすべて平仮名なので
なんつーかもう、萎えることしかりです。

それでも内容が良ければ評価もまた違ったのでしょうが
その内容も、ライターの人には申し訳ないですが描写が下手っていうか
そもそも尺が短すぎるので、もうどうしようもありません。

ってか、大体のシーンで10クリックと持たずに発射とか
主人公どんなけ……。

というワケで、本作品には「エロシーン」は期待せずに
あくまで、ご褒美に「エロCG」が拝める、くらいに思っておいた方が無難かと。

「エロ」も良ければ、かなりの高得点を狙えたゲームだったのなぁ。
勿体ない……。



さてさて、上記では厳しいことも言いましたが
全体で見れば良作であったのは間違いありません。

エロが残念な出来だったとはいえ
それでもDQキャラの「エロ」が拝めるとなれば攻略にも力が入るというものですよ。

しかも、上記画像に記載されているように
2週目以降でのみ発生するイベントも多数存在し、
そもそもヒロインが3人いるので繰り返し遊べます。
（ちなみに、俺は現在4週目に突入）

俺は思わず攻略も作ってしまうほどハマってしまった作品ですので
「DQ＋エロ」に心惹かれるお方はプレイしてみては如何でしょうか。

作品名	ピンポイントオブピンポイント ～イグッ! またイッぢゃうぅう! おぉおっほぉおおおーっ!!3～
メーカー	ピンポイント
点数	70点
ダウンロード版販売サイト	DMM（1,890）円
	DiGiket（1,800）円
	DLsite（1,890）円
	Gyutto（1,890）円

とりあえず、これだけは最初に言っておきたい。
タイトル長すぎっ。

「ピンポイントオブピンポイント3」でいいじゃん。
なんでわざわざ副題の方にナンバリング入れるんだよ。
少しは紹介する方の身にもなっていただきたい。

……と、自分勝手も甚だしい文句をつけてところでレビュー開始です。

この作品は上記画像にも記載されている通り
ピンポイント過去作品の再収録バージョンとなっています。

収録作品は、下記の5つ。

「火葬パーティー ～喪服未亡人の淫乳搾り～」
「異常痴態 ～彼女は僕の実験奴隷～」
「ツンデレ淫乱少女すくみ」
「陰湿オタクにイカれる妹(彼女)～大事なあの子が寝取られて～」
「万引き人妻の柔肌 肉刑に処す!!～満足するまで反省しませ～ん～」

この作品の中から各4シーンずつが抜粋されているので
本作品の総シーン数は計20個になります。

値段を考えるとなかなかのボリュームですが
まぁ、過去に作ったものの再収録してるだけなんで当然といえば当然か。

また、当たり前ですが過去作品と内容はまったく一緒（のはず）なので
上記作品を全てプレイ済みならば、本作品をプレイする価値は一切ありません。

俺の場合「異常痴態」のみプレイ済みだったので
点数については他4作品に対してのものになります。



作品的には各ピンポイント作品のエロいとこだけを抜き出した
「抜き」のみに特化した作品になっていて
エロゲにストーリーなんていらねー、とにかくエロければいい！
っていう人にはピッタリの内容ではないかと思います。

ただし、作品の内の1つに「寝取られモノ」が入っていますので苦手な方はご注意を。

ちなみに、俺も「寝取られ」が苦手なのですが
これもいい機会だと、思い切って挑戦してみたところ――

やっぱダメでした。

あかんわー、前後のストーリーを知らないので
主人公やヒロインに思い入れなんてまったくないのに
「寝取られ」ってだけでホント鬱になって見てらんない。

こういうのホント駄目なんですよ。
過去に「螺旋廻廊」ってゲームをやって以降
寝取られ、ってかレイプものはトラウマになっているのですが
その傷痕は未だ根深く残っているようです。
「ヒロイン in ゴミ箱」はホントにトラウマ。

ともあれ、色んなキャラの色んなシチュが手軽に見られるので
気になる作品があるのであれば一度手を出してみるのもいいんじゃないでしょうか。

ちなみに、俺のオススメは下記2作品。
「異常痴態 ～彼女は僕の実験奴隷～」
「ツンデレ淫乱少女すくみ」

特に「異常痴態」の方は、本編を持っていて未だHDに入っているのにも関わらず
「異常痴態」が入っているからという理由で
本作品を購入してしまったくらいにお気に入りの作品です。

本編と本作品で内容なんにも変わらないのにね、バカですね。

「ツンデレ淫乱少女すくみ」の方は前述の通り未プレイでしたが
ぽよよんろっく氏の絵（↓）がエロかったです。



最後に、このメーカー独特の表現として
喘ぎ声に逐一「ハートマーク」を入れています。(下記画像参照)

なもんで、エロシーン中は「ハートマーク」が乱れ飛びまくるのですが
こういう表現に萎えてしまうような人は購入を控えた方がいいかと思います。
ただまぁ、すぐに慣れるとは思いますが。

俺も最初は違和感を感じたクチですが、すぐに慣れましたｗ

侵蝕3 ~淫魔の生贄~ posted with amazlet at 10.09.25 TOUCHABLE (2010-09-24) Amazon.co.jp で詳細を見る
作品名	侵蝕3～淫魔の生贄～
メーカー	TOUCHABLE
点数	90点
パッケージ版販売サイト	Amazon（7,214円）
	DMM（7,392円）

攻略はこちら。

フルコンプ。

本来は「Bloods～淫落の血族２～」を買う予定だったのですが
店頭でパッケージを見た瞬間「こっちにしよ」と瞬時に心変わりしてしまいました。
なんかね、ビビっと来たの。

さて、その衝動買いの結果はと言うと――

総シーン数は68。
ですが、その内3分の2ほどに「2回目」のシーンが用意されているので
おそらく総シーン数は100を超えるかと思います。
すげぇ。

しかも尺もそこそこありますしね。
なおすげぇ。

内容は、とある「魔術師」の姉妹が魔力を得るために触手とまぐわうよっ
というお話し。
関係ないけど、「エロで魔力補給」を最初に考えた人って天才だと思う。

で、そのエロの内容はというと
姉の「美紗緒」の方が触手プレイ担当で
妹の「夏姫」は野外露出・電マオナニー・レズ・ニプルファック・超乳化と
ようするに変態方面を多岐に渡って担当しています。

「触手モノ」の作品なので当然ほとんどのプレイに触手が絡んできますが
上記に上げたように、それ以外にも様々なプレイがありますので
触手モノが苦手な方でも（もしかしたら）安心のクオリティ。

ただ、肉体改造要素も多めなので、そこら辺が苦手な人は注意してください。
得意な人はWelcome To This CrazyTime!

タッボィ、タッボィ。

つか、調教担当の幻夢さんが良いキャラしてるわー。
「責め」も「受け」もできるって最強のキャラじゃね？
ロリータバディなのに、どんなエゲツない責めでも受け入れちゃう姿って燃えるよね。
あと「おいっすー」に萌えました。

ちなみに、初回版特典であるオマケディスクには
「幻夢ヴァーチャル足コキ」というコンテンツが存在するのですが

えっと、その、なんというかですね――

初回版を買って本当に良かった！！！！！！！！！！！！！

――と思う今日この頃であります。

というか、幻夢さんを取り巻く設定がまんまカイジなんですけど。
姉妹の調教に失敗したってことで
「幻夢さんのエスポワール編」とか続編で作ってくれないかなー。
そんなの出たら絶対買うよ、俺。

まぁ、そんな感じで、触手プレイも好きですが
他に肉体改造・レズプレイも好きな俺にとっては
直球ストレートで、どストライクな作品でした。

幻夢さんという良キャラにも出会えたしねー。

あの時、店頭で自分の直感を信じて良かった……。

ただ、内容的にはなんの不満もなかったものの
システム的には多少の不満が残る作品ではありました。
（あと、姉いらないんで幻夢さんのシーンをもっと増やしてほしかった）

隠し調教メニューの出現条件が分かりにくいとか
まぁ、そういうのは置いといて。

調教キャラ選択画面のセーブボタン位置。
これをもう少し下にしてほしかった。

というのも、このセーブボタンが画面右上ギリギリに存在するせいで
フルスクリーン時、セーブしようと思うと
システムウィンドウが出現するのでキーッてなるんです。

こんな細かいところで評価落として、勿体ない……。

ともあれ、属性が合うようならオススメの一品です、

んー、１，２は未プレイなんですが、ちょっとやってみたくなりました。


毎度恒例？　思わず笑ってしまったシーン。

「……壁の中にいる」

「4割は非常にリーズナブル」

【関連商品】

作品名	触囚の巫女 禁じられた姉弟触手交歓
メーカー	アメノムラクモ
点数	40点
パッケージ版販売サイト	Amazon（2,415円）
	DMM（2,130円）
ダウンロード版販売サイト	DiGiket（1,400）円
	DLsite（1,470）円
	プロップ（1,470）円

回避推奨。

いきなりバッサリ斬りましたが、だって褒める要素が見つからないんだもの。
あ、CGは普通に見られるレベルでした。

あと、前回レビューした聖乳の巫女お姉ちゃん瑠璃と違って
ほぼ全てのシーンが巫女装束を着たままのプレイだったので、タイトルに偽りはなかったかな、と。
ま、それが当然なんですけども。

総シーン数は8。
声優さん演技は中の下。つまりは微妙な演技。
ただ、俺だけかもしれませんが、声質が平野綾に似てると感じました。
ただし棒読みくさいですが。

平野綾（似）の喘ぎ声を聞けると思えば購入の価値はあるかもしれません。
ただし棒読みくさいですが。



内容は、ひょんなことから触手神とやらに体を乗っ取られた主人公が
近くにいた姉を凌辱する、という簡潔極まりないもの。
エロゲなので、背景設定なんてわりかしどうでもいいのですが
この作品の場合、肝心のシナリオが酷かった。

特にオープニングが酷い。
２～３分程度の内容なのに、なんでそういう結論に至るんだ？と
２回も首をかしげる場面がありました。

以下、特に意味不明だったシーン。

触手神「封印をとけ～」
主人公「やだよ～、姉さんに叱られる～」
触手神「んだと～、だからお前は子供だって言われるんだよっ」
主人公「くっ！　ああ、いいさ。開けてやるよ。姉さんに怒られるとか関係ないね！」

※最後の主人公のセリフのみ原文まま

正直なところ、何故この会話の流れで危険だと分かっている封印をといてしまうのか
まったく理解できませんでした。
当然の如く、この後主人公は体を乗っ取られていますしね。
主人公バカなの？　死ぬの？

それだったら、最初に主人公は姉を異性として見ているという描写を入れていたんですから
封印といてくれたら姉を好きにできるよ～とか甘言を弄したうえで
封印をとかせた方が余程自然な流れだと思うのですが、如何なものでしょう。

まぁ、エロゲなのだからエロければ良いとは思いますが
それにしてももうちょっと書きようがあったろうに、とは思います。
単にライターの実力不足なの？　それとも低価格作品だからって手を抜いてんの？
どっちにしろ今後危険人物としてマークさせていただきます。
ただ、クリトリス肥大化をシーンに入れたのはGJと言わざるをえません。

最後に、細かい話ですが「触手神」の読み方について。
声優さんは「触手神」を「しょくしゅしん」と読んでいましたが
和風テイストな作品なんだから
ここは「しょくしゅがみ」と読むべきなんじゃねーの？　と思いました。

細かい話ですみません。

【攻略】

BAD ENDルート

セーブ① 「神剣の話をしない」 「力を得たのだから当然だ」

TRUE ENDルート

セーブ①から再開 「神剣の話をする」 「今が本当の姿さ」

まぁ、TRUE ENDってもBAD ENDみたいなもんでしたが。

作品名	聖乳の巫女お姉ちゃん瑠璃
メーカー	Norn
点数	50点
パッケージ版販売サイト	Amazon（1,995円）
	DMM（1,759円）
ダウンロード版販売サイト	DiGiket（1,400）円
	DLsite（1,470）円
	Gyutto（1,470）円
	プロップ(1,470円)

まず最初に言っておきたいのが、この作品、タイトルに偽りがあるということ。
タイトルに思いっきり「巫女」って書いてあり
しかもパッケージにも巫女服着たヒロインが描かれているにも関わらず
巫女服を着てのプレイが存在しません。

正確には、最初の搾乳プレイ時に着ているのですが
袖がチラっと見えているだけで、その後の本番では全裸になっています。

ちなみに、↓のCGが本作品で唯一エロシーン中に見られる巫女服です。



なんでしょう、コスプレしているのは最初だけで
いざ本番に入ると女優を全裸にしてしまうような、分かっていない監督が撮影した
コスプレAVを観た時のような気分になりました。

何故巫女モノの作品を作っておきながら本番中に巫女服を着せないのか？
甚だ疑問です。

しかも、更にワケの分からないことに、巫女服を着てのエッチはないのに
メイド服、ウェイトレス服、果てはホルスタイン等のコスプレエッチはあるという…。
ここまで来ると「巫女」のファクターいらなくね？と思わずにいられません。

まぁシナリオが、悪霊に取り憑かれた主人公は、除霊のため
巫女であるヒロインの母乳を飲み続ける必要がある、という
なんともエロゲらしい設定なので「巫女」のファクターは必要だったのでしょうが。

それならそうで、「巫女」を全面に押し出すか
そうでないなら単純に母乳が必要ってことで
「巫女モノ」ではなく「搾乳モノ」として売り出してほしかった。
だってなんかモヤモヤする。
ここまで見事にシナリオと企画がかみ合ってない作品も珍しいんじゃないでしょうか。



総シーン数９で、内、搾乳プレイのみのシーンが２つ。
尺は少し短め。
声優さんの演技は並。

まぁ、上記では厳しいことを書いてしまいましたが
それは俺が本作品を「巫女モノ」として捉えていたせいで
「だだ甘お姉ちゃんとの搾乳コスプレエッチモノ」としてなら
そこそこの評価はあるのではないでしょうか。
値段も安いですしね。

タイトルを「だだ甘お姉ちゃん瑠璃　～癒しの母乳で中出し生活～」
とかにしておけば、こんなことにはならなかったのに。
タイトルって大事ですね。

なお、「お姉ちゃん」と言っても、単に年上なだけで
血の繋がりはおろか義理の姉というワケでもありませんのでお気を付けて。
俺はここでも騙されています。