総シーン数は17。
尺は結構長め。
値段的には、まぁ普通のボリュームかなって感じですが
タイトルが、葛飾北斎の富嶽三十六景ならぬ、魔触三十六景ということで
シーン数が36個あるのかなーとか期待していただけに少し残念。
つか、これタイトル詐欺じゃね?
と思ったらCGの総数が36枚(差分除く)でした。
そっちか。
【内容的な話】
・骨董好きの主人公は古びた春画を手に入れた!
・なんと、春画には妖術が使える幽霊が取り憑いていた!
・主人公は他人の夢に入り込み、好きなように操作できる妖術を使えるようになった!
・というワケで、隣の席のあの子にエッチぃ夢を見せるよ!
というもの。
【システム的な話】
ほんのちょっとだけスキップ時のスピードが遅めかな?
あとはスタンダードな作り。
画面サイズ設定で16:9、4:3に対応しているのは好印象。
ただ、俺の環境(16:9)で無理矢理4:3に設定したらどうなんのかなー
と思って試したら「EAccess Violation」エラーが出たけど。
仕事上、俺もよく見るエラ-なので
「若い内はよくやる失敗よね、ウフフ」と
顔も知らないプログラマの方に親近感を覚えました。
(使用ライブラリに「DXライブラリ」の名があったので
おそらくCで自作っぽいです)
【グラフィック的な話】
CGは美麗。
解像度が1280×720と、通常よりもでかいせいもあるかもしれませんが
タイトル画面で表示されているヒロインの姿を見て
思わず「おぉっ」と唸ってしまいました。
最近は解像度800越えのゲームがチラホラと出始めてきてて嬉しい限り。
ただ、触手的にはイマイチ。
題材に「春画」を選択しているせいで、触手といっても
空想上の触手ではなく「タコ」「イカ」「ツタ」といった
あくまで現実に存在する触手を使用しなければならない制限(?)があるせいで
触手の形がエロくない。表面ツルッツル。
これは個人の好みの問題なのかもしれませんが
ともあれ、イボ付けろよ、イボ。
あと、主人公。
タコ触手に飽きたから次はイカ触手でって言われた時に
「同じじゃねーか」って、もっと反論しろよ。
「足の数が違うだろ」で納得してんじゃねー。
【エロ的な話】
ヒロインは触手に襲われても最初から夢だと理解しているせいで
嫌悪感は示すものの割とすんなり受け入れます。
ジャンル的には陵辱モノですが、かぎりなく和姦に近い陵辱か。
プレイ内容も触手業界ではスタンダードなものばかりで比較的ヌルめ。
しかし、決してエロくないというワケではなく
最近の「アヘ顔ダブルピース」やら
「ンホォォォォッ、ケヅマンゴイグゥゥゥゥ!!!」やらに慣れた方には
少し物足りないかもといった程度の話で
逆に言えば最近の風潮に馴染めない方には丁度良いかもしれません。
勝気なあの子が処女のまま淫乱になっていくさまはエロいよ!
ただ、プレイ内容が単調に感じられたのは残念な部分。
せっかく夢の中という設定なんだから毎回同じような責めばかりではなく
もう少しファンタジーチックなプレイがあっても良かったかと。
たとえば、クリトリス肥大化とか、肥大化とか、肥大化とかぁ!
もしくは、攻略キャラをもう一人増やすとかね。
個人的に着衣エッチが多かったのは評価点。
制服着たまま触手に犯されてるシーンが大半を占めるエロゲって
存外珍しいのではないでしょうか。
あと、ノーブラ体操服から透ける乳首とか最高っすよ!
【総評】
低価格帯の作品ながら全体的に丁寧に作られている感じが好印象。
触手モノつっても本作はマイルドな表現しかないので
触手モノ初心者にもオススメです。
あと、制服少女と触手という組み合わせにピンと来たなら
是非ともプレイしていただきたい。
エロいよっ!
【攻略的な話】
攻略というほどのものでもありませんが。
本作のEDは2つですが、明確に分岐と分かる選択肢が存在しません。
おそらく、人型での性交時に
中出し回数の方が多ければエンディングA(仮)へ。
外出し回数の方が多ければエンディングB(仮)へ。
という風に分岐されるかと思います。
フェラ時の発射場所は関係ないっぽい?
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